Transistor

トランジスタの役割

トランジスタは、電圧・電流を増幅させる働きを持ちます。携帯電話は、空気中を伝わってくる電波(微弱な電気信号)を増幅して、通信が可能な信号にしているようです。
Nch MOSFET EKI04047

トランジスタの種類には、以下のものがある
1. バイポーラ・トランジスタ
2. Field Effect Transistor

バイポーラ・トランジスタ

バイポーラトランジスタには、以下のものがある
1. NPN型トランジスタ
2. PNP型トランジスタ
バイポーラトランジスタの場合、端子はコレクタ・ベース・エミッタの3種類が存在する。

バイポーラトランジスタは電流制御に用いられる。

バイポーラトランジスタの場合、コレクタ・ベース・エミッタ間は電気的につながっている。

FET(Field Effect Transistor)

Field Effect Transistor(電界効果トランジスタ)には、次の種類がある。
1. Nチャネル
2. Pチャネル
FETの場合、ソース、ドレイン、ゲートの3種類が存在する。

MOSFETは電圧の制御で用いられる。

MOSとは、金属酸化膜型のこと。 MOSFETの場合、ゲート端子が浮いていることになる。

記号の意味

  1. Vdss(ドレイン・ソース間電圧[Drain-source voltage])-最大何ボルトまで接続できるか
  2. ld(ドレイン電流[Gate threshold voltage])-最大何アンペアの電流を流せるか
  3. Vth(ゲートしきい値電圧[Gate threshold voltage])-負荷をON/OFFさせるときのゲート電圧の境
  4. Rds(ドレイン・ソース間オン抵抗値[Drain.source ON resistance])オン抵抗値

プルアップ抵抗/プルダウン抵抗

プルアップ・プルダウン抵抗を使用する目的は、信号を確実に伝えるためにあります。参考資料の3に良い解説があります。

参考文献

  1. FETをマイコン出力のスイッチとして使う方法
  2. マイコン徹底入門
  3. プルアップ抵抗/プルダウン抵抗について
Oct 10th, 2015